後書き

うい〜、黒澤一樹初の18禁小説いかがでしたでしょうか。
うん、ごめん。色々嘘をつきました。というわけで今回は
あとがきではなく、いいわけばかり書きます。

ファンタジーっぽくない件について

実は「剣と魔法使い」と同じ舞台だったりするんですけど、
産業革命真っ只中の国が舞台というのがまずかったですね。
ちなみに「剣と魔法使い」の舞台になったのが「豊穣の国」ユニアという
国なのですが、明らかに蛇足ですw

18禁要素が少ない件について

今回そういう小説を書こうと決めた時点でやりたかった設定が
一つあったんで取り扱おうと思ったんですよ。
房中術とか立川流がそれなんですけど、立川流を書こうとすると
専門用語バンバン使わないとならないんですよね。
するとただでさえファンタジーっぽくない小説が漢字満載になってしまうので、
途中で諦めてしまったわけですよ。
くそー書きたかったなぁ、本尊作るのに千回以上性交を繰り返すとか書きたかったなぁw

段取りが悪かった件について

あれです。やっぱりどっちに赴きを置くかはきちんと考えないと駄目ですね。
つかエロス縛りは辛すぎる。短編で必ず毎回エロスを取り入れるのは本当に尊敬しますよ。
PCゲーム雑誌に載っている短編小説は偉いと思います。最近見てないですけど。

キャラについて

設定ありきなので、全て即興。まず男がジェンダーを扱うという
かなり珍しいケースを突っ込まれたらアウトです。
ヒーロー、ヒロインとも認められぬものに対して抵抗している存在であるために
タイトルが決定しました。つまり反抗の姿勢をいつも持つ二人って感じで。
後は本当に即興。女剣士なんて本当に即興。本当にごめんなさい。

ある意味これが処女作というわけですが…………
まあ、人は失敗を繰り返して強くなるわけで、最初から成功なんて
ありえないですよねと自己防衛を図っておきます。

また書くことがあれば間違いなく和風です。絶対に。これでもかと。
もうね淫靡な世界を書きたいのですよ。肉欲に溺れる二人の男女。
解け合う心と体。しかし二人は決して結ばれない運命にあった。
みたいな。あ、触手はなしの方向で。閉鎖空間とか屋敷はありかも。でも親父は無し。

そんなわけで次回を決して待たずにお待ち下さいw

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